ヤマトヌマエビが底に横たわって動かない…そんな時に試したい事

たまにはアクアリウムネタでも書いてみる。


先日ヤマトヌマエビが3匹抱卵したので、

ペットボトルに普段生活していた水槽の水とウィローモス、

エアレーションをしてそこに移した。

1匹は抱卵してから20日後くらいに移したので無事放卵し、水槽に戻せたのだが

他の二匹は数日後、底の方で横になって動かず瀕死の状態になってしまった。

卵をまだ抱えていて、触ると驚いてビクッ!っと動くのだが

ほぼ停止状態で歩けも立てもせず、辛うじて手がぴくぴく動く程度。

しかし、当てずっぽうながら行った処置が悪くはなかったようで、

今では元気に水槽を走ったり泳ぎ回っています。

今回は同じ症状をかかえてしまった方の為にその方法をご紹介。
(※私自身の1回しか確認できていないので確証はありません)

1. プラケースなど狭めの小さい入れ物に
横たわったエビちゃんが水面からほんのちょっと出るくらい(ほぼ水面と体高が同じくらいで浸かる)まで
元々暮らしていたメイン水槽の水を入れる。(あまりに水温差があるなら水合わせ)

2. 横たわったエビちゃんの口元に、棒かなにかでそーっと小さくしたエビタブまたはエビ用餌を
水中をスライドするようにして当ててあげる。
少しでも早くスライドしたり、変な箇所に当てるとびっくりして跳ねるので注意

3. 1時間くらい付きっきりで様子を見てやる。
数十分に一回口元のエビタブをもしょもしょし始め
口に運ぶのを何回かするようになったら成功と思われる。

4. エビタブが離れてしまったらまた口元へ持って行ってあげる。

この方法で2時間近くずーっと面倒みたのち、寝て起きたら

すっかり起き上がって動き回れるようになっていました。

あとはそのプラケースで2日ほどリハビリして水槽に戻せば復活です。

…って、お腹が空いていただけ?

[追記:2013/10/30]

上記は体が白濁していないエビちゃんによる結果。その後、2回成功してます。

しかし、体が白濁したエビちゃんはこの手は通用しないっぽいです。